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6月の赤目自然農塾

雨。それは天の恵み…。

みたいな。

とゆーわけで、6月の赤目は雨でした。奈良へ向かうAM8:00から終了のPM5:00まで。
ずっと降ってました。

だから今回は写真がない。無いわけではないが、田んぼとかの写真がない。
なんだろ、あんな、雨の中ずーっといたのって、小学生の時とか以来かも。

合羽は着てましたけど、すぐにしみこんできてぐしょぬれ。寒い。寒くて筋肉が痙攣する感じ。
都市生活はどこも空調効いてるし、対処できないほどあついとか、痙攣するほど寒いなんて何年もない。

なんか命の働きを感じつつ、翌日翌々日と微熱(笑)
貧弱やね(-_-;)

で、今回の作業は
1.小麦の収穫
2.田植え
3.畑の手入れ

でした。メインイベントは田植え。「田植えは六月中に!」という川口さんの号令もあり
苗の感じとかちょっと早いかも…とも思ったが強行しました。

まあ7月初めに臨時で集合日が設定されてて、最終そこでもOKとか。

コレ、去年蒔いた麦っす

収穫した麦

小麦はもっといっぱい蒔いてたんだけど、蒔き時期が遅かったせいで熟成してなかった。
本来、10月下旬から遅くとも11月頭には蒔いときたいのが小麦。

自分は入塾自体、昨年11月過ぎだったので、その一月後、12月に蒔いたのね。
なのでまだ青い。しかし田植えするには麦を刈らないと出来ん。やむなく「記念品」として数株刈って後は倒してしまったわけですな。

ちなみに小麦収穫の目安は、穂の青みが完全に消え、黄金色に変わる頃。
生長途中の命を頂くのが野菜で、完熟した命を頂くのが穀物だと。川口さん言ってました。
だから、穀物の収穫は多少遅くてもよい。早い方がよくないと。

小麦の刈り方だけど
小麦の刈り方
写真がないのでキタねー図で。

こんな感じで穂の部分だけカットして収穫した。茎の部分はそのままにして、田植えをする。
田植えのとき、苗を箱とかに入れて引きずりながら移動するから、残った茎の部分は自然になぎ倒されるってわけ。
保存はよく乾燥させてから、紙袋で。ビニールではカビたり自然発酵したりするので、向かないらしいです。

で、田植え。の前に「あぜ塗り」なる作業の講習。
あぜ塗り

あぜ塗りは二日間に工程が分かれてる。
一日目:土(粘土)を水で練ってあぜにのせる
二日目:のせた土をクワで丁寧に塗りつける

何の為にやるかというと、田んぼから水が抜けないようにする為。
赤目は棚田。棚(山側)は水抜けしないのでやらなくてよい。下の棚に面したあぜに行なうのでした。

スタッフの人が器用にクワを使い「スッスッ」っと塗っていく。美しい。
眺めながら自分、きっとクワ不細工な感じで振り回しちゃうんだろーなー。なんて。
↑結局今回の学びでは「あぜ塗り」はやりませんでした。先に田植えをしたほうがよかった様なので。

さて、やっと田植えですな。

苗の生長具合は…うーん?。不安。なんか弱い。
が、上の田の世話役さんにみてもらったら、「いけるんちゃうん?」てな感じでしたので強行。

田植え
こんなかんじで、紐をはって、それにそってきれいに植えてく。
紐と紐の間隔は約40センチ。苗と苗は30センチ。みたいな。

自分の借りてるとこは、5メートル×2メートル程度の猫額レベル。
でもね、なんか1時間以上かかった。結構な雨の中、すでに無効化された合羽、背中に貼り付けながら。

一番困ったのが、某雑草さんと稲苗さんが激似だったこと。
根っこのあたりの色が若干違うのと、手触りが違う。雑草さんのほうがやわらかい。らしい。

しかし冷え切って感覚のない指先にはそれがわからない。
泥まみれ、必死で苗を凝視してると、「昔の人ってすごい!」と心から思えてきた。こんなもんじゃないでしょ。当時の大変さは。

あ、畑も行ったけど草ボーボー。前回ズッキーニとか、ピクルス用きゅうりとか蒔いた時
木の棒を差しといてホンとたすかった。それを目印に草刈りできたから、苗ちゃんをカットする事故もなく手入れできたのでした。

赤目の畑は草だらけだから、その辺は工夫でカバーなんやろね。
自分は観察 → 模倣から入る性質。先輩の美畑を盗み見ては真似してるのでした。
木の棒は、数段下にあるスタッフさんの畑でやってて真似した。

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