東洋陶磁美術館
一ヶ月前なんですが。
たくさんの陶磁器を見てきました。青磁ってのが主だった気がする。あの、独特のほのかだけど、しっかりとした深みを持った青。
白磁もあったな。
正直「うつわと」とは、さほどの興味があるわけでもない、かといって無頓着でもない。という程度のつきあい。そんな状態で訪れてしまって、一般的にどうなのかわからないけど自分にとっては、展示量が多く若干疲労感も。
日本の陶磁の歴史は、朝鮮から強制的に連れてきた職人たちとは気っても切れない関係がある。自分は全くそんなことを知らなかった。
国宝 飛青磁 花生
職人たちはそういった契約を事前に結び、期間を決めて日本へ来た。とかではなく、ある日突然現れた侍に連れて行かれてしまったんだろう。
帰化した人も結構いるらしいが、どうなんだろうか。鑑賞中もそれが気になり、自分に置き換えて考えたりしていた。朝鮮で優遇されておらず、むしろ生活が厳しい。家族も、大事な人もおらず。かつ新天地でなんかしたい。どうなってもいいから、外国で暮らしたい!
なんてな状態でもない限り、「故郷に帰りたい…」と思うだろうな。とか。その後その技術は中国風陶磁を模倣したりしつつ、有田焼などへとつながって行く。
東洋陶磁美術館?http://www.moco.or.jp/