歌川国芳
■没後150年 歌川国芳展[ Kuniyoshi: Spectacular Ukiyo-e Imagination ]
見てきました大阪市立美術館。
あいにくの天気でしたが。
神戸から阪急で梅田へ。
御堂筋線に乗り換え、天王寺。
去年の夏まで大阪の、天王寺からまあ近いところに住んでいたので懐かしい。
この辺り、ぶらぶらしたのを思い出しました。
「ああ、自転車で通天閣まで来られる」
とか、ゆるく感動したのを思い出す。
さて会場へ。
展示数おおい!!
スケジュールの関係で、閉館(PM5)2時間前に到着。最後すごい巻きで観るはめに。
もったいない。
朝一番で乗り込んで、昼にいったん出て休み、再入場。
みたいな感じがちょうどいいのだろう。
前半は武者、英雄、役者、美人、僧、力士、風景など「浮世絵」という感じ。
しかし後半、戯画のあたりから空気がかわる。
戯画は天保の改革で、武者絵や美人画が禁止されたために、描いたらしい。
禁止。というのが実際、どのようなレベルの取り締まりだったのかしらないけれど
大名行列を眺めて笑う巨人だったり、魚が役者の顔になっていたり。
美人の顔が、しゃもじだったり。
禁止の内容に微妙に接触しつつ、筆先でおちょくるような。挑戦的。やりたい放題。
そして超絶技巧。かっこいいなあーもう。
国芳は無類の猫好きらしいので猫画も楽しめますゾ。
「福禄寿あたまのたはむれ」、本気で笑えるので是非みてほしい。
その他もろもろ
http://ieha.tumblr.com/post/5943331758/150-kuniyoshi-spectacular-ukiyo-e
http://ieha.tumblr.com/post/5943121883